調布市商工会建設業部会は、平成30年10月28日(日)~29日(月)、熊本にて一泊視察研修会を開催しました。

今回の視察は、『熊本城』修復工事現場(熊本県熊本市中央区)を生の目で見て、熊本地震の傷跡を感じるとともに、参加事業者の今後の事業活動に役立てる目的で研修会を実施しました。

午前8時20分羽田空港発の飛行機で熊本空港へ。早速修復中の熊本城へ向かいました。

テレビのニュースそのもので地震の凄さをまのあたりにしました。
東京にこれほどの地震がきたらどうなるのだろう?考えただけでも恐ろしいことです。

国の重要文化財でもある熊本城の修復工事は、ラグビーワールドカップの試合が熊本である2019年10月初めまでに大天守の外観を修復し、一般公開を再開する予定で、小天守を含む天守閣全体の修復を終えて内部が見られるようになるのは2021年春ごろの見通しとのことです。

視察後、昼食をとり熊本県立美術館を見学。
菊池温泉にて移動の疲れを癒やし、研修のもう一つの目的である懇親会を開催。

翌日、阿蘇神社へ到着。阿蘇神社も震災に遭い無残な姿でした。

阿蘇神社は2000年以上の歴史を有する古社です。多くの施設が甚大な被害を受け、現在、復旧工事が進められています。

昼食をとり、最後の見学先である白川水源へ。
すべての見学も終わり熊本空港に向かいました。
無事羽田にて到着解散となりました。

参加者からは、熊本の災害現場を見学し、いつ我が身あるかもしれない災害に対して、もう一度考えなくては。耐震構造の建物の重要性も感じたとの声がありました。
会員相互の親睦も図れ、良い一泊視察研修となりました。

開催日:平成30年10月28日(日)~29日(月)
視察先:熊本城
見学先:熊本県立美術館・阿蘇神社・白川水源
参加者:20名