東京都知事より熱中症対策の一層の強化について協力依頼がまいりましたのでお知らせします。


気候変動の影響等により、極端な高温や熱波等が発生するリスクが高まっています。

近年、都内における熱中症による死亡者数は増加傾向にあり、年間 200 人を超える年も発生しています。

今夏においては、熱中症警戒アラートは7月に 11 回(前年同月比3倍以上)発表されており、また、救急隊の出場件数も過去最多を超えるペースで推移しています。

例年、熱中症の発症のピークが7月から8月であることや、今夏は、7月に都内平均気温が過去最高となるなど記録的な猛暑が続いていることから、8月以降、熱中症予防対策の更なる徹底が必要です。

高齢者やこども等の熱中症弱者や、屋外労働者、農業従事者における対策のほか、屋内外でのスポーツ活動やイベント開催時などにおいても熱中症リスクがかつてなく増大しています。

このため、日常的な体調管理、外出時の帽子の着用や水分補給のほか、気温や湿度から算出する「暑さ指数(WBGT)」を測定して、熱中症リスクが高まった場合には、早急に対応策を実行することが重要です。

つきましては、熱中症対策の一層の促進のため、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

1 事業活動における熱中症対策

<各種ガイドライン等を踏まえた対策の徹底>

 

2 日常的な熱中症対策

  • 昼夜を問わず、室温 28℃を超える場合は、エアコンを使用
  • こまめに水分・塩分を補給
  • 温度計を身近に設置し、日頃から温度を確認
  • 天気予報アプリやニュースなどで、暑さ指数(WBGT)の最新情報をよく確認
  • 熱中症警戒アラートが発表されている際、屋外での活動は、涼しい服装、帽子や日傘の利用などの心掛け

 

担当

東京都環境局 気候変動対策部 環境都市づくり課
TEL:03-5388-3566