障害者の社会参加が進み、企業や地域で活躍する人が増え就職を志す人も増えています。同時にそうした人たちを支える制度やしくみも普及し、障害者本人のみならず会社・事業主側をバックアップする体制も整備されてきています。平成30年度からは「障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律」により、障害者の法定雇用率の算定基礎に精神障害者を加えることになりました。

　今回のセミナーでは、障害者雇用の中でも特に社会的関心が高まりつつある、精神障害者・発達障害者について、障害特性や雇用の現状・活用可能な制度など、実例をもとにお話しをさせていただきます。

　ぜひ本セミナーをきっかけに、多くの市内会員事業所のみなさまに新しい人材として障害者雇用に目を向けて頂く契機になればと考えております。障害のある人もない人も、ともにイキイキと働く職場が増え、地域経済発展の一助となることを願っています。